阪神関係者が心配「2位CS進出でも甲子園開催はアドバンテージにならない」

2018年08月29日 16時30分

ベンチで首をかしげる金本監督(右)

 阪神が28日のヤクルト戦(甲子園)を0―1で落とし、今季10度目の零封負けを喫した。ヤクルト先発・小川に対して右打者有利のデータを活用し、この日昇格したばかりの陽川をはじめ、大山、俊介らを起用したが不発。金本知憲監督(50)は「小川には右のほうが、分が良かったから期待したんだが…」と肩を落とすしかなかった。

 この黒星で甲子園での今季の戦績は16勝26敗1分けの借金10と悲惨なもの。シーズン序盤から本拠地での弱さを露呈しており、高校野球開催のため離れた1か月間で“流れ”が変わることも期待されたが…。まさかの零封負けとあって、指揮官は「どうしても勝ちたかったけどね。本当に…」と頭を抱えた。

 ここまでくるとチーム内にも焦りが出始めており「2位でクライマックスシリーズ(CS)に進出できても、アドバンテージがアドバンテージにならないんじゃないか…」(チーム関係者)と、CSが本拠地開催になることを心配する声まで上がり始めている。

 昨年の甲子園のCSでは“泥試合”の末にDeNAに敗退したが、今年も苦手意識を克服できずに本拠地で負けてしまっては恥の上塗りになってしまう。とはいえ、一つでも上を狙うのは当然で、1試合1億円ともいわれる収益を考えても2位確保は至上命令。一刻も早く“甲子園の呪縛”を乗り越えたいが…。