伊勢氏が阪神へ提言「Aクラス入りへ純国産打線組むべき」

2018年08月27日 16時30分

8回、この日2本目の本塁打を放つ梅野

 4位の阪神が26日の巨人戦(東京ドーム)を9―8で制し辛くも3タテを逃れた。5点差を8回にひっくり返しての逆転劇に金本知憲監督(50)は「梅野の2ランで2点入って3点差になったところで、ひょっとしたらという思いがあったが、現実にそうなってくれた。よくやってくれた。特に今日は負けられないというなかだったので選手に感謝しかない」と胸をなで下ろした。

 ただ、予断は許さない状況だ。チームは3カード連続負け越しで借金を抱えたまま9月入りすることが決定済み。さらにこの日、4番の糸井が死球を受けて途中交代。都内の病院で左手首の打撲と診断され「痛みと腫れがあるので明日次第ですね…」(糸井)と今後の出場は不透明だ。

 そんななか、浮上のために本紙評論家の伊勢孝夫氏は“純国産打線”を組むべきだと主張する。「Aクラスに入るためにここからは一試合も無駄にできない。高額で獲得したロサリオ、シーズン中に獲得してきたナバーロに期待したい気持ちも分かるが、そろそろ見切りをつける時期。代打で結果を出している原口を一塁で使って外国人選手を代打に回すのが現状ではベスト。大山も調子は上がってきている」。ロサリオとナバーロの2人合わせて4億円近い年俸だが、勝つために“採算度外視”で調子のいい若手の積極起用が必要だという。

 また、伊勢氏は「やはり福留がいるのといないのでは打線の迫力は大きく違ってくる。体力的にしんどいかもしれないが、『頼む!』と頭を下げてでも残りの36試合はすべて出すべき」と、これまで週1度は休養を与えられていたベテラン主砲・福留のフル回転も提言した。

 28日からは約1か月ぶりの甲子園でヤクルトと対戦する阪神だが、Aクラス入りに向けてV字回復をみせることはできるか。