ソフトバンクに0勝13敗の西武・菊池雄星 メジャーのスカウトが問題視したのは…

2018年08月25日 16時30分

柳田(左)に決勝2ランを浴びた菊池(右)。球界屈指の左腕もソフトバンクにだけは勝てない

<ソフトバンク3-2西武(24日)>またも天敵克服ならず…。西武・菊池雄星投手(27)が首位攻防戦となった24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で8回119球の粘投むなしく4安打3失点で今季4敗目(9勝)を喫した。これでホークス戦は通算18試合で0勝13敗だ。

 結果的に今宮の先頭打者本塁打、柳田に許した27号2ランの2発に沈んだ菊池は「(スライダーの)コースはよかったと思いますけど、やっぱり柳田さんということを考えて、もう少し腕を振って投げていたらと思う。ボールどうこうというより心構えとして」と振り返り「今日はブルペンからよかったですし、自信を持って行きました。でもゲームを決めるのは長打なので、それを防げなかった」とエースとして大事な初戦を落としたことを反省した。

 この日は今季ソフトバンク戦初登板。辻監督は“完投負け”の内容に「今日はよかった。途中からまたよくなった。雄星の投球を見たらちょっとホッとした」とコメントした。その一方で、まったく別の視点から菊池に熱視線を送っていたのが、メジャーのスカウト軍団だ。

 あるア・リーグ球団スカウトは「僕らにとって特定球団との相性の悪さは関係のないこと。それよりケガ(左肩の機能低下)から復帰して、どこかセーブして投げているところが気がかり。それが投球自体をおかしくしている」と指摘。別のスカウトも「投球フォームが1試合ごとに違う。もともとディープカウント(3―2)が多く、コントロールが(メジャー)平均より劣る。環境が変わって突然、ストライク先行になるとは想像しづらい」と厳しい評価を下した。

 今オフ、移籍市場に出ることを想定しての調査段階で、菊池の不安定な現況が契約交渉の細部に影響を及ぼしかねない情勢であることは懸念材料か。