阪神・才木 二軍落ち回避にチーム内から安堵の声

2018年08月23日 16時30分

9奪三振の力投でチームの連敗を止めた才木

 阪神の2年目右腕・才木浩人投手(19)が22日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、7回2失点の好投で4勝目(6敗)を挙げた。

 約1か月間、勝ちなしでこの日ダメなら二軍落ちという崖っ縁での白星に「あまり勝利に貢献できていなかったので、今日は絶対に抑えるという気持ちだった。これからも継続していきたい」とニッコリ。我慢強く起用してきた金本監督も「初回はどうかと思ったが、そのあと梅野のスライダーを使ったリードと投げ切った才木、2人を褒めたい」と合格点を与えた。

 才木がローテを死守したことにはチーム内からも安堵の声が…。「侍ジャパンの稲葉監督も注目してくれているんだから、簡単に二軍落ちしてもらっては困る。他の選手が苦しんでいるだけに才木には頑張ってアピールしてもらわないと…。阪神から日本代表に呼ばれる選手がいなくなってしまうから」(球団関係者)

 春季キャンプやシーズン中に視察で訪れた侍指揮官が注目株として名前を挙げていたのが藤浪、高橋遥、才木、小野。そのうち藤浪は不振、高橋遥は故障のため、いずれも二軍調整中だ。3月に行われた強化試合には阪神から石崎と大山の若手2人が選出されたが、石崎は故障のため戦線離脱。大山も最近は調子を上げつつあるものの、不振に苦しみ定位置奪取には至っていない。侍ジャパン入りが期待される若手が軒並み一軍で活躍できていないだけに、才木まで二軍落ちとなればチームの育成力を問われる事態に陥っていた。

 エース候補の才木だが、侍ジャパン入りに向けても勝ち星を積み重ねたいところだ。