デスパイネ離脱でドタバタ一軍合流 ソフトBグラシアルが“駆けつけ3安打”工藤監督も絶賛

2018年08月18日 16時30分

ナイターに“5時出勤”で3安打のグラシアル

<ソフトバンク9-0オリックス(17日)>ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(32)が17日のオリックス戦(京セラドーム)で一軍昇格し、「5番・DH」で“駆けつけ3安打”をマークした。

 ドタバタ劇の末の活躍だった。この日の朝、デスパイネの右ヒザの状態が悪化したとの報告が入り、出場選手登録抹消が決定。お呼びがかかったグラシアルは福岡・筑後市のファーム施設から急きょ福岡市内の自宅に戻り、荷物をまとめて大阪へ新幹線移動。球場到着は試合開始を控えた午後5時15分だった。移動の段階で先発起用は聞いていたそうで、グラシアルは3安打の活躍に「感触はいいです」。工藤監督も「素晴らしい対応をしてくれた」と満足そうに話した。

 WBCキューバ代表でクリーンアップを務めた経験もある。もともとはデスパイネのスペア役としての加入だったが、サファテの離脱で助っ人枠に空きができ、主力野手も軒並み不振。4月下旬から5月中旬には一軍で30打数9安打とそれなりの結果を残した。

 ただ、5月末に左手を骨折して離脱し、7月上旬にはそのまま連覇のかかった国際大会に出場するためキューバへ帰国。キューバ政府に控えであることを明示した上での獲得だったことに加え、契約条項にも入っていたため、大事なところで不在となっていた。

 二軍では出場21試合で打率4割3分1厘、7本塁打、28打点。紆余曲折もあって「遅れてきた助っ人」が、チームの急場を救う。