阪神・秋山に実働2年目のジンクス “金本予言”は的中してしまうのか

2018年08月18日 16時30分

2か月以上も白星から見放されている秋山

 どうにも勝てない。阪神・秋山拓巳投手(27)が「実働2年目のジンクス」に苦しんでいる。今季初の4カード連続勝ち越しと息を吹き返した阪神だったが、17日のヤクルト戦(神宮)は2―3で競り負け。先発の秋山が5回途中3失点で今季9敗目。6月7日のオリックス戦で5勝目を挙げて以来、2か月以上も白星から見放されている。

 秋山は「初回から先制点を与えてしまい、早い回で降板する投球になった。自分がしっかりした状態で(マウンドに)上がれてないのが原因。チームに申し訳ない…」と肩を落とすばかり。金本知憲監督(50)は「前回のパターンと同じ。コースにいくはずが真ん中に入ってしまう。球の走りもコントロールもいまひとつ」と苦言を呈する。

 生え抜き9年目の秋山は高卒新人イヤーの2010年に4勝を挙げて将来を期待されたものの、その後はジリ貧の二軍暮らし。昨年は努力が実って12勝し“再ブレーク右腕”となった。実働2年目の今季はチーム一番乗りで完封勝利をマークするなど幸先いいスタートを切ったが、ここまで勝てないとなると指揮官も扱いに困るだろう。

 チーム内も秋山の不調には「他の投手と違って一度は地獄を見ているから練習でも一切手を抜かないし、考え方もしっかりしている。なのに調子が出ないのはどうしてなのか」(球団関係者)と心配する声は多い。昨オフは球団がテレビ出演、イベント参加など副業を制限するなど懸命に「再・一発屋」阻止に向けてやってきただけに、なおさらだ。「今年は真っすぐの精度を強化し、去年以上に長いイニングを投げること」が目標だった秋山自身も“こんなはずじゃ…”の思いは強いはずだ。

 金本監督は昨オフから「2年続けて活躍できる若手が出てこない。そういう意味では秋山、中谷あたりはしっかりしないとな」と警告していた。このまま“予言的中”となってしまうのか…。