阪神の“超人”糸井嘉男外野手(37)は17日のヤクルト戦(神宮)に「4番・右翼」でスタメン出場したが、好機で併殺に倒れるなど4打数無安打。8月の月間打率が4割を超えた主砲だったが、この日は大ブレーキとなり、チームも2—3で惜敗した。

 右足腓骨骨折が完治しないまま強行出場を続ける糸井は試合後「体の状態が悪い? そう見えた?」と逆質問で報道陣をけむに巻いた。

 金本知憲監督(50)は前日の広島戦(京セラ)で大事をとって途中交代させた糸井について「どうしたんかな、気分的に乗っていない感じだった。脚の具合もある? それは分からん、本人に聞いて!」と話した。