【WBC】実話だった「糸井はサインを覚えられない」

2013年02月23日 16時00分

【WBC】WBC日本代表首脳陣に「糸井対策」が求められている。といっても、メンタル面でのケアではない。大会3連覇を目指す日本代表にとってアキレス腱となりかねない「サイン問題」のことだ。

 

 球界を仰天させた電撃トレードで一躍、時の人となったことで、以来「漢字が読めない」「契約更改で印鑑とリップクリームを間違えた」などという数々の“糸井伝説”が表に出ることになった。いずれもほぼ事実に基づいた逸話ばかりで、本人も公式にこれらを認めているが、笑い話にならない伝説もある。

 

 それが「糸井はサインを覚えられない」という都市伝説…いや、実話だ。「複雑なサインは本当に覚えられない。WBCでも嘉男用のサインは必要でしょう」と心配する古巣の日本ハム関係者によれば、昨年のキャンプでこんなことがあったという。

 

 プロ9年目を迎えてもサインをなかなか覚え切れない糸井に、業を煮やした三塁ベースコーチの清水雅司守備走塁コーチ(現ロッテ)が、自室に糸井を呼び出しサインの特別講習を行った。

 

 わざわざ清水コーチがユニホーム姿になりブロックサインを出して「何のサインか」を答えさせるマンツーマン指導。通常、コーチの出すサインはキーとなる場所を決めておき、そこを触った次のサインが本当のサイン。それまでは相手ベンチに読まれないよう複雑に体の様々な場所を触ってかく乱するのだが、糸井だけは常に味方コーチの動きにかく乱されてしまっていた。

 

 結局、この講習でも糸井の正解率は100%に届かず、あきらめた清水コーチはシーズン中、糸井へのサインを例年通り簡素化。今回は日本代表がこの糸井対策と向き合うわけだ。

 

 大会3連覇のかかった決勝の大一番で糸井が打席でフリーズ…というのは面白伝説にはなるが、あってはならないこと。早急な対応策が求められている。

 

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