2点タイムリーのヤクルト・雄平 “曲芸打” チームで早出練習していた

2018年08月17日 16時30分

ワンバウンドのボールを右前タイムリーとした雄平

 ヤクルトが16日の巨人戦(神宮)に7―0で勝ち、2位に再浮上した。投打ががっちりとかみ合い、先発の原樹理(25)がプロ初完封で自身最多の4勝(6敗)を挙げれば、打線も10安打7得点の猛攻を見せた。

 小川淳司監督(60)は「今日は(原)樹理に尽きるんじゃないか。攻撃も含めて今日の試合はパーフェクトと言っていいでしょう。これまでは(原が)いい投球をしても打線が援護できなかった」と笑顔でナインを褒めたたえた。

 昨季最下位のヤクルトが、今季まだこの位置にいる要因の一つには、ちょっと変わった練習がある。それが早出練習で行うワンバウンドのボールを打つ練習。この日は初回二死二、三塁で雄平外野手(34)がワンバンを打つ“曲芸打”で右前2点適時打を放った。
 始めたのは石井琢打撃コーチ。「後々、自分のためになるから」と選手に話し、雄平のほかには中村、井野などが参加している。石井琢コーチのほかに宮本ヘッドコーチ、宮出打撃コーチ、杉村巡回コーチが二手に分かれてボールを投げる。

 シーズン序盤から続けてきた練習の成果が試合で発揮され、雄平は「僕の場合は(宮本)慎也さんが投げてくれてボールを打つ練習をして、今日はそれがうまく出せました。やっぱり練習をすれば結果が出るんだなと」と感謝する。

 昨年の秋季キャンプから春季キャンプを含めてチーム全体で猛練習を積んできたこともあり、夏場になっても「疲労がそこまで出ていない」(雄平)ことも大きい。マジックは点灯しているが、首位・広島をあきらめずに追撃していくつもりでいる。