ソフトバンク・長谷川勇也8月驚異の打率6割! 代打の切り札が貫く求道者ぶり

2018年08月16日 16時30分

1試合2本塁打を放った長谷川

 ソフトバンクの長谷川勇也外野手(33)が15日の楽天戦(ヤフオク)で2本塁打4打点の大暴れを見せた。

 2013年にリーグ最多の198安打を放ち、首位打者にも輝いた安打製造機だが、14年終盤に右足首を負傷してからは打撃が鳴りを潜めていた。昨オフに2度目の手術を敢行して今季は復活を遂げた。「ずっと出ることは難しい」(首脳陣)とのことで代打の切り札が本職だが、有事の際にはスタメンで起用されて結果を出している。

 1日の西武戦では柳田が欠場していた打線の起爆剤として4打数4安打2本塁打5打点の大爆発。この日は内川の欠場が急きょ決まった中で代役に抜てきされての大活躍だった。8月はトータルで打率6割1分5厘、4本塁打、12打点と驚異的な成績をマークしている。

 黙々と打撃を磨く職人タイプで“求道者”としても知られている。その発言からも打撃道を究めようとする姿勢がうかがえる。過去には当たりが止まり「見えないものまで見ようとしていた」と振り返ったことも。珍しく凡退で感情をあらわにした際には「まだまだ修行が足りない」と猛省した。

 そんな長谷川勇によると現在は代打の切り札としての意識が結果につながっているという。その境地について「1打数1安打は究極でもある。それをクリアしようと打席の質を高めている。(レギュラーで)4打席あると(安打が出れば)感情的にホッとすることもあるが、今は1打席で打てないと崖から落とされるような状態。研ぎ澄ませて打てているのかもしれない」と話した。

 チームは3連勝。工藤監督も「すごい集中力。1打席に懸ける思いが感じられました」と最敬礼だった。