ようやく一軍 中日・浅尾が報道陣に異例のお願い「スピードが遅いと書いて」

2018年08月14日 16時30分

一軍に合流した中日・浅尾

 かつての最強セットアッパー、中日・浅尾拓也投手(33)が13日、ナゴヤ球場で行われた一軍練習に合流した。14日に一軍登録される。「やっと一軍で勝負できる。やっと自分がどれだけやれるか感じられる」と気合を入れた。

 今季はウエスタンで27試合に登板して0勝1敗、防御率2・67。結果は残していたが、なかなか昇格ならず。守護神の田島、そしてこの日(13日)代役守護神の鈴木博が二軍落ちとなる緊急事態でようやく一軍に呼ばれた。「(一軍の)中継ぎがみんな打たれているのは知っていたので、チャンスはあるのかなと思っていると、違う若い子が上がることが続いた。途中からどうしていいのか分からなかった。正直、きつかったですね」とこれまでの心中を振り返った浅尾。昨季はシーズン終盤にわずか4試合に登板しただけ。「順位が確定しない段階で呼ばれて良かった」とようやく戦力として一軍に上がれたことを喜んだ。

 そんな浅尾が報道陣に異例のお願いをしている。「スピードが遅いってことをちゃんと書いておいてください」というのだ。かつては150キロ後半の真っすぐが代名詞だったが、今は「140キロ出るか出ないか」。これをしっかり伝えてほしいという。「こっち(二軍)で見ている人は知っていると思いますが、久しぶりに見るファンもいると思う。(知らないと)150キロ投げていたのにと思われるだろうし」とがっかりさせたくないとの思いからだ。

 今は「140キロぐらいでも走者を出しながらですけどカットなんかも使って抑えられるようになっている」ときっぱり。ニュースタイルでの復活を見せるつもりだ。