【WBC】杉内がゲン担ぎ“解禁”

2013年02月22日 16時00分

杉内(円内はゲン担ぎの刺しゅう)

【WBC】勝つためには手段も選ばず、か。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の杉内俊哉投手(32=巨人)が、封印したはずのゲン担ぎをひそかに“解禁”していた。

 

 2013年用のグラブには、愛息の咲哉くんを表す「咲」の字が縫い付けられているが、実はその上に、昨年はなかった見慣れないイラストが刺しゅうされている。登板した17日の広島戦でお披露目されることはなかったが、練習では使用しておりシーズンでも使っていく予定だ。

 

 イラストは幸運の象徴とされる4つ葉のクローバーに止まるテントウムシが描かれたもので、チーム関係者によれば「両方とも縁起のいいもので、言ってみればゲン担ぎです」。テントウムシは太陽に向かって飛ぶ「天道虫」とも呼ばれ、縁起のいい虫と言われる。この「コラボ刺しゅう」のデザインは、グラブを提供している用具メーカーの担当者がイラストの基になるものをネット上で発見。それを参考にして作成したものを杉内に提案したところ「いいねえ」と採用したそうだ。

 

 幸運の刺しゅうは最もよく見える位置に縫い付けたというが、杉内はソフトバンク時代に行っていた多くのゲン担ぎが、かえって自分をがんじがらめにしていたことに気づき、昨季から「もうやらねえ」と、すべてを封印していたはず。それが一転した背景には「昨季は終盤に肩を痛めてCSや日本シリーズと大事な時に投げられなかった。そのことを本人は今でも悔やんでいる。あくまでメーカー側の提案を取り入れた形だけど、本人にしたらすがるような思いもあったんじゃないか」(チーム関係者)との事情もあったようだ。