阪神の2年目右腕・才木浩人投手(19)が8日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、6回3失点で5敗目(3勝)を喫した。

 勝てば、1967年の江夏豊以来となる「10代での巨人戦2勝」の“快挙”となるところだったが初回、阿部に浴びた3ランが最後まで響き、チームは1―3で敗れた。

「立ち上がりに四球を出したくない意識を強く持ちすぎて、甘く入った直球を打たれた。もったいない登板になった」と肩を落とした才木に対し、金本知憲監督(50)は「前回(1日の中日戦で5回4失点KO)と同じミスをしている。若さでしょうね」と苦言を呈した。