打倒・赤ヘル打線に気合の中日投手陣 先発予定・笠原&小熊の教科書は?

2018年08月07日 16時30分

一軍生き残りに必死の笠原

 7日からの広島3連戦(マツダ)に先発予定の中日・笠原祥太郎投手(23)と小熊凌祐投手(27)の目の色が変わっている。笠原は7月24日のDeNA戦(浜松)で9試合目の先発でようやく初勝利を挙げたが「ちょっと炎上したら(二軍に)落ちると思う」とローテの中では崖っ縁の立場。一軍生き残りに必死だ。

 小熊は今季初登板となった7月29日の巨人戦(東京ドーム)で2年ぶりの勝利を飾った。ただ首脳陣の信頼を得たとは思っていない。「危機感があります。3回は連続でいい投球をしないと」と気合を入れている。

 そんな2人には“教科書”というべき手本がいる。笠原はともに左腕の後輩・小笠原と巨人の今村だ。7月28日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初完封を飾った小笠原。先を越された形の笠原は中継をテレビで見て「僕の課題である右打者へのインコースが大事だと思った」と痛感したという。さらに5日の中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初完封した巨人・今村の投球にも「緩急をつければ抑えられるんだ」と感銘を受けた。

 小熊のお手本はかつての絶対エース・吉見と怪物・松坂の2人。ピンチになっても冷静に最少失点で切り抜ける2人の姿をベンチから垣間見て「どう抑えるのかを見て感じるものがあった」と刺激を受けた。

 それぞれの教科書の教えを胸に2人は赤ヘル打線に挑む。