阪神・藤川球児投手(38)が5日のヤクルト戦(京セラ)で好リリーフを見せ勝利に貢献した。

 2点リードの8回に登場すると、四球を与えながら無失点投球。試合終盤での流動的な起用にも見事に応えている火の玉右腕は「若いときも6、7、8回で決まっていなかったし、それが普通。以前もウィリアムスとやっていたが、9回以外は右左(の2枚)でいける。一人で9回の1イニングを投げるほうが大変」とサラリ。それでも金本監督は「能見と藤川の二人がいなかったらどうなっているのか…。いい仕事をしてくれている」と頼れる右腕に最敬礼だった。