マー君気になる外国人との相性の悪さ

2013年02月19日 16時00分

エルドレッドに右中間を破られ先制点を献上した田中

 17日の広島との強化試合(サンマリン宮崎)、侍ジャパン先発の田中将大(24=楽天)は、WBC公式球の扱いに苦戦し、2回を投げて3安打1四球2失点とピリッとしなかった。

 

 初回に二死からルイス(前メッツ)、エルドレッドの赤へル助っ人コンビに連打を浴び先制点を献上。さらに松山にも適時中前打を許し「まだ、自分の心と体のバランスが取れていない。どうなってもしっかりゼロに抑えないと。スライダーもツーシームもどっちも良くないですよ」と肩を落とした。

 

 田中にとっての本番は1次ラウンド初戦のブラジル戦(3月2日、ヤフオク)。まだ調整段階で修正は可能だろうが、楽天関係者は「(キャンプ地の)久米島から外国人に球を見切られているのが気になる」と一抹の不安を口にする。

 

 代表合宿参加直前の12日、沖縄・久米島での紅白戦で、田中は新外国人・マギーに左翼へ一発を浴び、ジョーンズ(ともに前ヤンキース)には粘られた揚げ句に四球。試合後には「フォーク(スプリット)、スライダーを投げるとき、手から離れる瞬間が見える」と指摘を受けた。

 

 偶然が重なっただけかもしれないが、ここまで痛打されているのはメジャー経験のある助っ人ばかり。国際大会に臨むにあたって、外国人との相性の悪さが“トラウマ”になりかねないというわけだ。

 

 今後に向けて、田中は「ピッチングばかりの練習だとフォームも小さくなる。遠投とかを取り入れて体を使って大きく投げられるようにしたい」とフォーム改善を課題に挙げた。次回登板予定は23日の強化試合、オーストラリア戦(京セラ)。果たしてどこまで修正した姿を見せられるか。