侍“大量落選”恐れる中日

2013年02月17日 16時00分

浅尾、左は今中コーチ

 中日がWBC代表候補の“大量落選”にびびっている。中日の代表候補は浅尾拓也投手(28)、山井大介投手(34)、井端弘和内野手(37)、大島洋平外野手(27)の4人。いずれも当初は最終予選のメンバーに選ばれる可能性が高いと見られたが、ここにきて状況は一変したからだ。

 

 まずは左肘の遊離体の影響で一時は関節が動かない状態となった大島。現在も「多少ごまかしながら打っています」と完治しておらず、宮崎での代表合宿中に再発もあり得ない話ではない。再発がなくても故障を考慮しての落選も十分にある。

 

 浅尾は11日の練習試合の登板を右肩の張りを訴えて回避。13日には3日ぶりにブルペン投球をしたが、わずか18球で終了。本人は「張りはひどくない。ペースをめちゃくちゃ落としているわけじゃない」と強調するが、周囲は万全ではないとみており、不安の声は増すばかり。

 

 山井は、いまだにWBC公式球に対応できていない。13日のシート打撃の登板では真っすぐが140キロに届かず「ストレートの精度にバラツキがある。日本の統一球とは違う。1か月、2か月では慣れるのはなかなか難しい」と弱音を吐いた。

 

 これにチーム関係者は「3人とも落選なんてことになるかも」と頭を抱える。「揃いも揃って落選となれば『中日はおかしい』となりかねない。前回のWBCで協力しなかったから、またイメージが悪くなる」というのだ。

 

 落選するのは5人。「何とか生き残ってくれ」と関係者は祈る思いだ。