フォームが上原そっくりの中日・藤嶋に「スプリット教われ」の声

2018年06月28日 16時30分

上原そっくりのフォームで力投した藤嶋

 中日が27日のヤクルト戦(神宮)に2―7で敗れ3連敗。借金は今季最多タイの7となった。

 17日の西武戦(メットライフ)で試合直前に背中のけいれんで登板回避となった松坂。その代わりに緊急のプロ初先発で6回2失点の好投でプロ初勝利を飾り、シンデレラボーイとなったのが藤嶋健人投手(20)だ。2度目の先発となったこの日は5回途中7失点とほろ苦い結果で連勝とはならなかった。

 降板後は「ボールの高低の細かいコントロールができませんでした。打たれるところに投げてしまった。先発投手を任せていただいたのに試合をつくれなくて申し訳ないです」と猛省。そんな若い右腕にはチーム内からある指令が出ている。「どんな手を使ってでも巨人の上原とつながりをつくれ」というのものだ。

 中日・藤嶋の投球フォームは巨人・上原にそっくり。それもそのはず、理想の投球フォームを模索していたときに「これだ!」とひと目でピンときたのが上原のフォームだった。「ユーチューブを何度も見まくってリリースの角度や左手の使い方などをまねするようになりました」。すると昨季はファームで5試合の登板にとどまったのが、今季は一軍にも呼ばれるまでになった。

「フォームもそっくりですが、それだけじゃなく投げるリズムまでそっくり。あそこまでまねられるのはすごい」とチーム関係者も舌を巻く。そこで「フォームだけじゃなくスプリットの投げ方も教えてもらえ」と直接指導を仰げという。

「上原だってまねされていると知れば悪い気持ちはしないはず」(チーム関係者)というが、果たして本人公認のそっくりさんとなれるか。