阪神 まさかの球宴ファン投票選出ゼロに危機感

2018年06月26日 16時30分

金本監督もがっくり

「マイナビオールスターゲーム2018」(7月13日・京セラドーム、14日・熊本)のファン投票最終結果が25日に発表されたが、最下位に沈む阪神からはまさかのファン投票選出ゼロとなった。

 中間発表では打率3割台をキープする糸井嘉男外野手(36)がDeNA・筒香やヤクルト・青木らと争い、チームでは唯一選出の可能性を残していたが、惜しくも落選。チームの好不調に関係なく熱狂的なファンが多くの票を投じ、球宴へ選手を送り込むことが恒例となっていたが、今回はまさかの選出なしとなった。

 異例の事態に金本知憲監督(50)は「分からんよ」と苦笑いだったが、チーム関係者は「選手間投票や監督推薦で出る選手はいるだろうが、ファン投票で出るのがオールスターの醍醐味。それに誰も選ばれないというのは寂しい限り。まして第1戦は京セラなのに…」(チーム関係者)とお膝元である大阪での開催にもかかわらず“蚊帳の外状態”であることに危機感を募らせる。

 さらに「二塁でスタートした鳥谷が三塁へ再コンバートされたり、若手のポジションが確立できずにコロコロ変わったことも票が伸びなかったことに関係しているのではないか」(球団関係者)。投票用紙では現在三塁を守る鳥谷敬内野手(37)が二塁手としてノミネートされているなど、シーズン中のポジション変更やメンバーを固定せずに戦う首脳陣の起用法が投票に影響したとの指摘もある。

 いずれにせよ弱り目にたたり目となった阪神だが、手続きが完了した新助っ人、エフレン・ナバーロ内野手(32=カブス3A)が26日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦デビューを予定するなど巻き返しに必死。

 球団幹部は「今の成績ではある意味仕方ない。これから挽回していきたい」と話すが、今後の快進撃でこの屈辱を晴らすことができるか。