単独最下位転落の阪神 巻き返しへ新助っ人ナバーロに期待も…

2018年06月25日 16時30分

救世主として期待されるナバーロ

<広島11-6阪神(24日)>今季初の5連敗を喫した阪神が単独最下位に転落した。原口や中谷の代打攻勢で5点差を追いつく粘りを見せたが、体調不良から復帰したばかりの守護神・ドリスが9回に大乱調。無死二塁から自らの悪送球で勝ち越しを許すと、鈴木に満塁弾を浴びて試合をぶち壊した。

 背信のドリスは「バランスが悪く情けない投球になってしまった」とガックリで、香田投手コーチは「(復帰まで)もう少し時間が必要だったかもしれない…」と天を仰いだ。借金6に膨れ上がり、金本知憲監督(50)も「今年は(失策が)多いよな…。投内連係ができていない。まさか決勝点になるとはね…」とショックを隠しきれない様子でクラブハウスへ引き揚げた。

 そんなチームの救世主として期待されるのが、新加入のエフレン・ナバーロ内野手(32=前カブス3A)。ただ、この日一軍練習に合流した新助っ人は初めて甲子園でのフリー打撃を披露したものの、52スイング中柵越えはわずか2本。もともとパワー型という触れ込みではないが、チーム内からは「確実性は高そうな打撃だが、もう少し長打が期待できると思っていた。助っ人だから勝負を決める一打が欲しい。本調子ではないだろうから、これから状態を上げて一軍で勝負強さを発揮してくれれば問題ないんだけど…」(チーム関係者)と心配する声も上がっている。

 二軍調整中のロサリオが昇格間近の状況とあって助っ人起用のやり繰りも頭を悩ませそうなところ。試合後にはスタンドから「恥ずかしい試合をするな!」といったヤジが飛び出すほど物々しい雰囲気だった。一刻も早くこの窮状を抜け出さなければファンの不満が爆発しそうな雲行きだ。