阪神は23日の広島戦(甲子園)に3―11と大敗し、引き分けを挟んで今季3度目の4連敗。今季最多となる観衆4万6762人の前で借金はワーストの5となり、ヤクルトと並んで今季初の最下位に転落した。

 試合は降雨の影響で1時間13分遅れで開始。先発した岩貞が「もっと厳しく攻めなければいけなかった」と広島・丸に2本塁打を許すなど5回4安打3失点で3敗目。ベテランの能見らブルペン陣もピリッとせず、追加点を許した。打線も先発・野村を攻略できず、7回に3点を返すのが精一杯だった。

 前日(22日)の試合後、金本監督は「(打線は)上向いてくると信じている」と前を向いたが、結果がなかなか伴わない。ファンの不満も爆発寸前だ。