阪神今季ワースト借金4で待望論 二軍で好調ロサリオ昇格はいつ?

2018年06月23日 13時00分

厳しい表情の金本監督

 低迷中の阪神がリーグ戦再開初戦となった22日の広島戦(甲子園)に3―5と敗れ、借金は今季ワーストの4に膨れ上がった。試合は終盤に糸原の1号2ラン、糸井の適時二塁打で追い上げたものの、時すでに遅し。先発した広島・大瀬良にこれで今季3戦3敗という惨状だ。

 リーグ最下位の勝率に泣いた交流戦から今度こそリスタートを切るはずが、3年連続で広島相手に黒星発進…。それでも金本知憲監督(50)は「打線はこのまま上向いていくと信じている。大瀬良? 今、セ・リーグで一番勝っている投手だから…。そこを攻略していかないといけない。そういう投手を打てるよう練習してほしい」と前を向いたが、投手陣やフロント内部からは二軍落ちしている“悩める助っ人”ウィリン・ロサリオ内野手(29)の「即一軍昇格」を求める声が日増しに強まっている。

 主力投手の一人は「(新助っ人の)ナバーロに注目が集まってるけど、ロサリオの方を早く上げたらいいんですよ。状態がまだどうとかはあるかもしれないけど、二軍でしっかり数字を残している(9試合で打率3割2分4厘、2本塁打、8打点=22日現在)。他のチームの投手はまだ(ロサリオを)怖い存在と思ってますから」と言えば、フロント関係者も「右のエース級が続くからというのもあるが、リーグ戦再開の起爆剤にロサリオを起用すればよかったんじゃないか。ずっと二軍に置いてもいいことはない」。

 そうした声が出るのも無理はない。この日、金本監督イチ押しだった2年目の大山がついに不振を理由に今季初の二軍落ち。矢野二軍監督からも「いつ呼ばれてもいいくらい」と評されたロサリオが即昇格するかと思われたが、指揮官が選んだのは長打力がない北條だったからだ。

 もちろん、金本監督としても何らかの算段はあったのだろうが、負ければ何を言われても仕方ない。早く何とかしてほしいが…。