ソフトバンク“大谷ルール”で若手内野手を強化へ

2018年06月20日 16時30分

高田知季(左)と川瀬晃

 4年ぶりに交流戦最高勝率を逃したソフトバンクが“大谷ルール”の導入で若手内野手の強化に乗り出すことになりそうだ。発案者は達川光男ヘッドコーチ(62)。正遊撃手の今宮が右肘関節炎で13日に出場選手登録を抹消されたことで「改めて今宮の存在の大きさとセンターラインの重要性を思い知らされた」という同ヘッドは「二遊間の強化が最優先」と再認識。その一環として「特例で(対象選手に)外出申告と門限(午後10時)を設定しようと思う。栗山監督が大谷にやらせていたのと同じじゃ」と声を大に訴えた。

 あえて「特例」と強調したのは「本来、ウチは工藤監督の方針で選手の自主性を重んじる」からだ。日本ハムの栗山監督が大谷翔平投手(23=現エンゼルス)に対して野球に専念させることを目的に課した外出の際の報告義務がモデルで、対象となるのは期待の6年目・高田と3年目・川瀬。達川ヘッドは「高田と川瀬はいいものを持っとるんじゃが非力すぎる。体からつくらんと一軍レベルのスピード、パワー、正確性は身につかん。『行くな』とは言わん。先輩にええもんをたらふく食わせてもろうて栄養をつける。そして、たっぷり睡眠を取る。やってもらうつもりよ」と大マジメだ。

 今季は守護神のサファテやセットアッパーの岩崎が開幕早々にリタイアするなど投打の主力に故障者が続出し、苦戦が続いている。2年連続の日本一、さらには将来的に常勝軍団を築き上げる上でも二遊間を任せられる選手の育成は急務。“達川案”が正式採用されるか注目だ。