<巨人6-4ソフトバンク(14日)>若き主砲が同郷の先輩を強力援護だ。岡本和真内野手(21)が2戦連発の12号2ランを含む2安打3打点とまたも爆発。この日先発の鍬原は奈良・橿原磯城シニア時代の1学年先輩で、プロ初勝利を見事にアシストし「援護したかったので良かった」と笑みを見せた。

 最近5試合は19打数10安打の大暴れ。打率は3割4分3厘まで上昇し、セ・リーグ首位打者に浮上した。「そこ(打率)は目指していないんで、自分でもびっくりです」と話すが、周囲の評価は高まるばかり。由伸監督も「坂本とともに本当に頼れる選手」と賛辞を惜しまなかった。