通算160勝!38歳ヤクルト石川が語る「ケガしない秘訣」

2018年06月13日 16時30分

 ヤクルトが12日、交流戦首位決戦となった西武戦(大宮)に3―1で勝利し、3連勝で交流戦首位の座をがっちりキープした。

 球団史上初の交流戦最高勝率も見えてきた。この日のヒーローは先発し、7回途中を3安打1失点のベテラン・石川雅規(38)だ。

 敵地で自身通算160勝を達成し、石川は「一人ではできないこと。何とか粘ってこれた。これからも一勝一勝、積み上げるだけです」。チームの交流戦好調の理由は何と言っても12球団トップの防御率2・56を誇る投手陣。チーム最年長として、その投手陣を引っ張っているのが石川だ。

 ケガ人が多く“ヤ戦病院”ともやゆされるヤクルトにあって、石川はプロ入り後、大きなケガをしていない。野球人生で大きなケガは一度だけ。それは青学大4年時のこと。春のリーグ戦で左ヒジ内側側副靱帯を痛め、ヤクルト入団後の新人合同自主トレまで投げられなかった。

「それまでは『ケガなんてしないだろう』と思っていた」と石川。このケガをきっかけに意識が大きく変化した。「投球フォームも変えましたし、いいと聞けばノニジュースを飲んでみたりもしました」

 昨年からはヨガを取り入れるなど、新しいことにも挑戦し続けている。それでもここまでケガをしない理由としてベテラン左腕は「気合と根性じゃないですか」と笑う。さらに「僕よりも意識は高い選手はいると思います」と前置きした上で「自分は先発ローテに穴をあけるというのは嫌なんです」ときっぱり。

 現役では最も200勝に近い投手と言われる石川は、今季は調整のため5月7日に一度、抹消されているが「(今でも)一軍もローテも外れたくないという気持ちが強いんです」と語る。これで交流戦2位の西武とは3ゲーム差。自分に厳しい鉄腕左腕が、球団史上初の交流戦制覇にチームを導く。