広島の大瀬良大地投手(26)が7日、「5月度日本生命月間最優秀選手(MVP)賞」を受賞した。同賞を初めて手にした大瀬良は「自分なんかが取れると思っていなかったのでうれしい。チームのサポートをしてくれた皆さん、ファンの皆さんに感謝したいです」とコメントした。

 5月は4試合に登板し、2完投を含む無傷の4勝をマーク。防御率2・03と安定した成績を残して先発ローテーションの柱となる活躍を見せた。

 すでに8勝(2敗)を挙げており、自己最多の10勝も射程圏内ではあるが「(自分の)勝ち星を考えることはない。チームに勝ちがついているので、そっちで役割を果たせていると思う。(10勝も)シーズンが終わってから振り返ることができれば」と力を込めた。