マルティネスの怠慢走塁に中日OB「首脳陣はもっと怒れ!」

2018年06月06日 16時30分

 中日が5日のロッテ戦(ナゴヤドーム)に1―4で敗れ、4月29日以来の最下位に転落した。5回まで1失点と粘っていた先発のライデル・マルティネス投手(21)が5回で降板。スイッチした又吉が2イニング目の7回に中村に勝ち越し2ランを浴び結果的に継投で失敗した。

 R・マルティネスは5回裏に代打を送られずそのまま打席へ向かい左翼フェンス直撃のヒットを放つが、本塁打と勘違いして全力疾走せずに二塁でタッチアウト。その後すぐに交代が告げられたため“懲罰交代”かと思われた。だが実際には予定通りだった。

 R・マルティネスは前回、前々回と6回につかまっており「(6回を)超えなきゃいけないのは分かっている。点差があるとか勝っている状態ならもう1イニングっていうのもあるけど、今日の状態なら引っ張るのはダメかなと思った」と森監督は説明。R・マルティネスも「交代は打席の前に言われた」と話し、懲罰ではなかったと明かした。本人に厳しい叱責もなく、リナレス巡回コーチと朝倉投手コーチから「打ったら走らないといけないぞ」と諭されただけだったという。

 もっとも周囲からは「もっと厳しく言うべきだ」との声が出ている。OBの一人は「あんなプレーはベンチの選手が一番しらけるんだよ。それを外国人だからって首脳陣が許していたら余計にしらける。監督は怒って交代させたっていい。それぐらいしないと他の選手に示しがつかない。他の選手に全力疾走しろと言えなくなるでしょ」と語気を強めた。

 最下位とはいえ、2位まで1・5ゲーム差とセ・リーグは空前のだんご状態。そこを抜け出すために中日にはそんな厳しさも必要かもしれない。