交流戦得意のソフトバンク 達川ヘッドに強さの理由を聞いた

2018年06月05日 16時30分

達川ヘッドの見解は…

 ソフトバンクが今季も交流戦で強さを見せつけている。故障者が続出しリーグ戦のラスト10試合は2勝8敗。勝率も5割に逆戻りしていた。それが得意の交流戦がスタートするや阪神とDeNAに無傷の6連勝。1週間で貯金を今季最多タイの6にV字回復させた。

 交流戦4連覇にも着々といったところだが、ここまで“大変身”したワケは何なのか。もっとも、達川ヘッドコーチの見解は慎重そのものだ。「運が良かっただけ。紙一重よ」と話すと、その理由として「初戦もそうだったし、この前の試合もそうだったじゃろ」。振り逃げからの勝利が2試合あることを挙げた。

 交流戦の初戦だった5月29日の阪神戦は、0―0から9回に先頭打者・今宮が振り逃げで出塁して決勝点につながった。2日のDeNA戦にしても0―3の6回に先頭の塚田が振り逃げで出塁。そこから1点差に迫り、続く7回に逆転した。

 いずれの試合も底力があればこそでもあったが、参謀役としてチームの現状を楽観的に捉えるわけにはいかない。「今まで四苦八苦していて。まだまだよ」とのことで「連勝というより連敗しないこと。この後が大事になる」。5日からのビジター6連戦に向けて「ヤクルトも中日も(リーグで)下位にいるけど、特に神宮とナゴヤドームでは強いけんの」と警戒感を強めた。

 現在もベストメンバーには程遠い。首脳陣も多くが終盤に故障者が戻ってきてからが勝負どころと捉えている。交流戦Vというよりも、まずは足元を見据えながら戦っていくことになりそうだ。