アメフット部の悪質タックル問題が日大野球部にも波及「新入部員減るかも」

2018年05月30日 16時30分

 日大の悪質タックル問題で、日大野球部が悲鳴を上げている。

 野球部は東都リーグで1部通算22回の優勝経験を誇る伝統があり、巨人の長野やヤクルトの館山など、プロ野球界にも多くの選手を輩出している。現在は2部リーグに属しているものの、先日には2部リーグ優勝を決め、入れ替え戦(6月18日~)へと駒を進めるなど、まさに上り調子な状態だった。

 しかも「大学野球部の仲村恒一監督(58)は日大三高などの日大付属高校野球部とのパイプをしっかり確保している。これまでは大学野球部の成績低迷を理由に(系列校にもかかわらず)他大学へ選手の流出が続いていましたが、近年の活躍ぶりから最近は付属上がりの有力選手も入部するようになったんです」(日大関係者)と、こと野球部だけで見れば、今後に大きな期待が寄せられていた。

 だが、そんな中での騒動なだけに、別の日大関係者は「せっかく入れ替え戦出場を決めたのに、アメフット部の一件があったから素直に喜べないよ。来年の新入部員が減ることだって考えられるんだから」と、来年以降の戦力への影響を心配。「野球部の情報についてのSNSの投稿にまで大学を非難する書き込みがされている現状ですから」と頭を悩ませている。

 そんなこともあり、前出の日大関係者は「そもそもアメフット部と野球部では体質が真逆なんですよ。野球部は仲村監督が選手へ直接指導するなど、お互いの距離が近いんです。(同監督は)在学中での人材教育に力を入れている方なので、アメフット部のように授業を休んで部活動なんてのもありえませんよ」と、アメフット部との違いをアピールしていた。