連夜の殊勲打! ロサリオ「ロボット化」が復活のカギ?

2018年05月25日 16時30分

8回無失点で4勝目を挙げた秋山(左)とお立ち台に上がったロサリオ

<阪神2-0ヤクルト(24日)>阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が24日のヤクルト戦(甲子園)で決勝打を放ち、2試合連続でヒーローになった。0―0で迎えた8回、二死一、二塁の場面で近藤から中越えの適時二塁打。お立ち台では「しっかりコンタクトできるように意識していた。思うようにいかないのが野球だけど最後に自分のいいスイングで決められてよかった」と胸を張った。

 ただ、この一打には裏があった。金本知憲監督(50)は「真っすぐの見逃し三振はいいから、スライダー一本でいけと言っていかせた。変化球を打てば相手も考える。そういう駆け引きができないと日本では難しいから」と今回の“スライダー打ち”はベンチからの指示だったことを明かしたのだ。

 大物助っ人への細かな指示は異例ともいえるが、そんな指揮官には本紙評論家の遠山奨志氏も大賛成。「ロサリオの場合は真面目すぎるがゆえに頭が混乱して不振に陥っている。だからこそ、ベンチから細かく言ってあげたほうがプラスになる。完全復活するまでは今回のように打つべき球種やコースなど具体的な指示を出していくべき。交流戦では特に大事かもしれない」。29日からは交流戦が始まり、再びデータが十分にない初対戦の投手が続くとあって、手取り足取りの指示が重要になるという。

「まだまだ。その前の打席を見ると変化球に苦しんでいる」(金本監督)と復調途上のロサリオだが“ロボット化”でひと皮むけられるか。