阪神が24日のヤクルト戦(甲子園)を2—0で勝利し、5カードぶりの勝ち越しを決めた。

 先発・秋山拓巳投手(26)の熱投が勝利を呼び込んだ。8回に迎えた一死一、三塁の絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けると、直後の攻撃でロサリオが2点適時二塁打を放ち、4勝目をゲット。お立ち台に上がった右腕は「気持ちで勝った。僕が投げる試合は全部勝っていけるようにやっていきたい」と力強く宣言。

 金本監督も「秋山に勝ちがついたのが何よりうれしい。普通に投げるのと気持ちを込めて投げるのは違う。他の投手にも見習ってほしい」と気合満点の投球をみせた右腕を絶賛した。