マエケンWBC公式球で魔球・カーブへ手ごたえ

2013年02月11日 11時00分

 広島・前田健が紅白戦でWBCの公式球を使用し、魔球・カーブへの手ごたえをつかんだ。

 

 コイのエースは10日、紅白戦に白組の先発で出場。初球のカーブが大きく外れるボール球となったが、すぐに修正。4球目の真っすぐで左邪飛に打ち取ると、菊池は高めのスライダーで空振り三振。天谷は初球のチェンジアップで投ゴロに打ち取り、わずか12球で三者凡退に切り抜けた。

 

 2回は先頭の堂林に左翼線二塁打を浴びるが、岩本を外角のスライダーで投ゴロ、鈴木将を同じくスライダーで一塁ゴロに仕留めて二死。下水流に四球を許すが、続く白浜の打席で走者が走塁死となり、予定の2回を36球で降板した。

 

 2日間ブルペンに入らない手探り状態ながら、直球の最速は144キロ。「思っていたよりいい投球ができました。変化球も全部試せたし、あまり力を入れずに投げたけどスピードも出ましたね。バッターとの感覚も思い出せた」と、多くの収穫を口にした。

 

 球界ナンバーワンと称されるカーブには抜け球もあった。それでも「(カーブは)引っかかるよりは、抜けるほうがいい。ブルペンでもほとんど投げていないのに、いいコースに決まったのもあった。コースさえ間違えなければ武器になると思う」と、むしろ前田健は先発の軸の1人と期待されているWBCでも勝負球になると確信。

 

「これから実戦形式でバッターに投げて精度を上げて行きたい」とさらなる磨きをかけ、WBC3連覇への大きな武器に仕上げるつもりだ。