阪神は20日の中日戦(ナゴヤドーム)に1―6で完敗。1番・植田、3番・福留、5番・糸井など打線の大幅な組み替えも実らなかった。4カード連続負け越しで借金は今季ワースト3となり、2016年9月30日以来の5位に転落した。

 金本知憲監督(50)は「個人個人がやっていくしかないな。打線テコ入れ? いろんなことを考えて。コーチと相談して決めたんだけど…。まあ、今年は我慢が長いな。我慢して(状態が)上がるのを信じて待つしかない」などと苦しいコメント。

 中日の先発・松坂から3安打しか打てず、終わってみれば5安打2得点で、「暗黒時代」と呼ばれた1998年以来の12試合連続1桁安打となった。

 チーム低迷の要因ともなっている助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29)は「これからも練習していくことに尽きる。現状は勝てていないが、諦めず、やる気を出していくしかない」と前を向いたが、バットで結果を出せるか。