22戦連続安打のソフトB柳田「夢の4割」可能性は

2018年05月19日 13時00分

史上初の「4割打者」への期待がかかる柳田

<ロッテ3-2ソフトバンク(18日)>史上初の快挙なるか――。ソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)が18日のロッテ戦(ZOZOマリン)の初回、第1打席で右前打を放ち、自己最長となる22試合連続安打をマークした。この時点で打率は4割1厘まで上昇。この日は4打数1安打で打率は3割9分3厘となったが、前日まで5戦連続マルチ安打するなど、4月21日の日本ハム戦(札幌ドーム)でサイクル安打を達成してから絶好調。今季は“サイクル王手”が4度という大暴れぶりだ。

 気の早い話だが、周囲では「夢の4割」を期待する声もちらほら聞こえてくる。長いNPBの歴史でも4割打者は誕生していない。強打に加えて球界屈指の脚力を併せ持つ柳田だけに期待も高まるが、4割に最も近づいた男を知る達川ヘッドコーチは懐疑的だ。

 NPB最高打率は1986年にランディ・バース(阪神)がマークした3割8分9厘。同年にリーグ制覇した広島の正妻だった達川ヘッドは広島商の後輩でもある柳田について「4割打てんよ」と即答。その根拠を「当時は130試合制。今は6連戦が続くハードな日程で143試合もある。試合数が多く、シーズンが長くなればなるほど好調を持続するのは難しい」と説いた。さらに「柳田は本塁打を欲しがるけぇ無理よ。本塁打狙いの打者が4割打つのは無理」と言い切った。

 柳田は「本塁打や打点のように増えていく数字は意識するが、変動する数字は気にしない」と打率には無頓着だが、このまま好調が続けば周囲の盛り上がりも過熱するに違いない。