心中複雑とはまさにこのこと!? スタメン落ちが続く阪神・鳥谷敬内野手(36)が18日の中日戦(ナゴヤドーム)で何とも寂しい「金字塔」を打ち立てた。

 鳥谷は1点リードの9回無死一塁、代打で登場。追加点が欲しい場面で当然長打が期待されたが、ベンチの指示は送りバント…。そのサイン通り、鳥谷は捕手前にバントを成功させ、これで藤田平を抜く球団歴代トップの通算2011試合出場の新記録を達成したのだった。

 試合後、鳥谷は「チームが勝ったんで良かったと思います」とだけコメントした。金本監督の恩情で連続試合出場記録は何とか継続中。阪神OBから「もっと鳥谷を使えばいいのに」との声も出ているが、今の鳥谷はそこまで信用されてはいないかも?