王会長が早実後輩の清宮にアドバイス

2018年05月14日 16時30分

ベンチ裏で選手を迎える王会長

<ソフトバンク8-0日本ハム(13日)>ソフトバンク・王貞治球団会長(77)が、早実の後輩でもある日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)の成長を期待した。

 13日現在、4試合連続、19打席ノーヒットで打率1割7分5厘と低迷している黄金ルーキー。中でも三振数の多さが気になるところで、ここまで40打数19三振、うち空振り三振が15と“大型扇風機”と化している。

 だが、王会長は冷静に現状を見守っている。「三振は少ないに越したことはないんだよ。だけどね、三振したらそれを今後に生かせばいいんだ。三振は凡打のうちだから、そこまで気にすることはない。むしろ(例えば)満塁で内野ゴロを打って併殺になる方が良くないんだ」という。

 現役時代の王会長も入団1年目にプロの壁にぶち当たった。ルーキーイヤーの1959年は打率1割6分1厘、7本塁打、25打点。193打数で72三振を喫し「王、王、三振王」と呼ばれるほどだった。

 そんな59年前の自身と重なる部分があるのだろう。「高卒の1年生(現在の清宮)がそんなこと(三振が多い理由)を考える余裕はない。みんなも、少しは野球選手の気持ちを理解してあげなさい。本人はそれどころじゃないんだから!」と本紙を含む報道陣に“異例の要請”をしたほどだ。

 清宮の打撃が非凡であることは、プロの多くが認めるところ。王会長の清宮を見守る目は、どこまでも温かい。