阪神貧打のせいで福留休養日返上も

2018年05月12日 13時00分

この日は休養日となった福留

 ベテラン頼みのツケということか。阪神が11日の広島戦(マツダ)に1―14で大敗を喫し、勝率5割に逆戻りした。先発・能見篤史(38)が4回9失点でKOされるなど投手陣がメッタ打ちにされた。菊池とバティスタに2度の2者連続アーチを許す屈辱の敗戦に、金本知憲監督(50)も「見ての通りです。答えようがない…」と肩を落とすしかない。

 4番のロサリオが3試合連続4タコに終わるなど打線も1得点と振るわず、浮上したのが休養日問題だ。この日は主将の福留孝介外野手(41)が今季2度目のベンチスタート。年間を通じての働きに期待し「休ませながら起用したい」という指揮官の計らいだが、福留不在となった久しぶりの一戦でチームが大敗したのだからバツが悪い。

 チーム関係者は「スタメンに福留さんの名前があるのとないのとでは相手に与えるプレッシャーが全然違うのは確か。どれだけ調子が悪くてもここ一番での勝負強さはうちのなかでは誰よりもあるから。ただ、だからこそ今日みたいな日に若手が頑張って勝たないと、休ませにくくなってしまう…」と困り顔だ。貧打で負けたとあれば今後、福留をスタメン起用せざるを得ない。

 福留はかねて「全試合出る準備はする」と口にしているが、だからといって無理遣いをすれば勝負どころの夏場でガス欠になりかねない。

 ロサリオや若手が打ちまくれば、そんなジレンマも解消されるのだが…。