今季初スタメンの新井効果だ!赤ヘル打線爆発

2018年05月12日 13時00分

適時二塁打を放った新井を出迎えるバティスタ(左)とジョンソン(右)

<広島14-1阪神(11日)>頼れるベテランのド派手な“快気祝い”だ。

 広島は11日の阪神戦(マツダ)で腓腹(ひふく)筋挫傷の癒えた新井貴浩内野手(41)が「5番・一塁」で戦列復帰。さっそくの1安打1打点で存在感を示し、チームも5本塁打が飛び出す猛攻で今季最多の14点を奪った。

 緒方監督が「新井も戻ってきて打線が活気づいた」と話したように、赤ヘル打線は初回から火を噴いた。まずは菊池、バティスタの2者連続本塁打で先制すると、本人いわく「ドサクサにまぎれて」石原が1号2ランを放つなど一挙6得点。2回以降も攻撃の手は緩むことなく3回には石原が史上最年長(38歳8か月)で1000安打に到達。7回には再び菊池とバティスタが2者連続アーチで花を添えた。くしくも1試合5本塁打は2016年4月26日のヤクルト戦で2000安打を達成して以来だ。

 試合後のヒーローインタビューで、菊池は「台風の目、新井さんが帰ってきたので打ててよかった」と話したが、ムードメーカーに徹していたのは、むしろ新井だった。球場入り後のスタッフへのあいさつ回りで「みんな『ファームでナイスバッティングだったね』などと言って迎えていたんですが、ピタッとした服装だったからか『あか抜けたんじゃない?』と指摘されて大笑いが起こっていました」(チーム関係者)。練習前の円陣では新井が打率3割4分8厘と好調の野間をイジリの標的にして「結果が出るとあいさつしても返してくれない。結果で人が変わるんだなと。あと『オールスターおめでとう』と言っておいた」と爆笑を誘った。

 4月24日から首位に立ち続ける広島だが、ベンチ内からは「チームがより明るくなる」「新井さんは大きな存在」の声が上がった。“新井効果”で独走しそうな勢いだ。