ソフトB投手陣の清宮封じ作戦成功!試合に敗れるも達川ヘッドは“勝利宣言”

2018年05月12日 13時00分

早実の後輩・清宮を激励する王会長(右)

<日本ハム5-4ソフトバンク(11日)>ソフトバンクは延長の末に敗れはしたが、キーマンに挙げていた日本ハムの怪物ルーキー・清宮幸太郎内野手(18)を4タコに抑えた。先発・東浜はシンカーで2打席連続の空振り三振に奪うと、第3打席はボテボテの捕ゴロに料理。第4打席ではモイネロが鋭く落ちるカーブで翻弄し、遊飛に封じた。

 作戦通りの攻めだった。「穴があるのは分かっていた。そこでしっかりと抑えられた」とは首脳陣の一人。戦前に「並の新人ではない。清原と双璧」と警戒していた達川ヘッドコーチも「完璧じゃったな。落ちる球に苦戦しとった」と“勝利宣言”だ。

 一方で、チーム内からは初対戦となった清宮の非凡な打撃センスを高く評価する声もあった。あるチーム関係者は「一軍クラスの投手のキレのある直球に慣れてくれば、もっと(タイミングも)合ってくる。変化球も今は苦しんでいるが、打席を重ねれば打てるようになる。間違いなく打撃センスはいい」と大絶賛。首脳陣からは「今日は抑えたが、清宮は本当にいい打者」とお世辞抜きの高評価も聞かれた。

 プロ入り後初めて対面し、ネット裏から熱視線を送った早実の先輩でもある王球団会長は「そんなに甘い世界じゃない。これからいろいろ経験していけばいいんだよ」と球団の垣根を越えてエールを送った。場数を踏めば難敵に…。第1ラウンドでは完勝したが、ソフトバンクは怪物への警戒を緩めていない。