清宮超速!プロ入り半年で“漫画デビュー”

2018年05月12日 13時00分

帽子を飛ばして本塁へ好返球する清宮

<日本ハム5-4ソフトバンク(11日)>怪物ルーキーは転んでもただでは起きない。日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)は11日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に「6番・左翼」で出場したものの、前日に続いて4打数無安打。9日のプロ初本塁打を最後に11打席連続無安打で、最大級の警戒をしていた鷹ベンチは完璧に封じ込めてニンマリだった。しかし、左翼守備では強肩を披露して初の補殺を記録。また、漫画界からは球史を彩ってきた大物スラッガーをもしのぐ“名誉”を与えられることが判明した。

 9日のオリックス戦でのプロ初本塁打を最後に11打席連続無安打。この日も4タコ2三振とバットでは精彩を欠いたが、清宮は守備で魅せた。

 5回だ。同点に追いつかれた直後の一死一、三塁の場面で目下、パ・リーグ首位打者の柳田が放った打球は浅い左飛となり、清宮は全力疾走で前進して捕球。三走の今宮がタッチアップを試みたが、怪物ルーキーは帽子を振り落とすほど力のこもったレーザービームを発してプロ初の補殺を記録した。スタメンでは初となる左翼守備をそつなくこなした清宮は「無難だったかどうかは分かりませんが、ミスなくこなせました。(今宮は)さすがに走らないと思いましたが、準備していたので良かったです」と振り返った。

 打率こそ2戦連続の無安打で2割8分から2割1分2厘へと急降下したが、規格外の存在感はグラウンド外でも発揮されている。小学館の人気男児向け漫画雑誌「月刊コロコロコミック」6月号(15日発売予定)に特別読み切りとして掲載される作品「ホームランだよ!キヨミヤくん」で、なんと主人公として“漫画デビュー”を果たすというのだ。

「コロコロコミック」といえば、過去にも「かっとばせ!キヨハラくん」や「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」など、実在する大物野球選手らが登場する人気のギャグ漫画を掲載してきた。今回の作品と前出2作品では作者が異なるが、小学館によると「『ホームランだよ!キヨミヤくん』もギャグ漫画となっています」。

 ちなみに「――キヨハラくん」は主人公の清原和博氏がプロ入りしてから2年目の1987年に連載が開始された。その続編である「――マツイくん」も連載スタートは主人公の松井秀喜氏がプロ入りしてから2年目の94年だった。それに対して清宮はプロ入りからわずか半年ほどでの誌面デビューと、まさに異例の早さだ。大型新人スラッガーの登竜門とも言える誌面デビューだけに、清宮にもより一層の活躍に期待がかかる。