清宮をソフトバンクが警戒 達川ヘッドは「清原思い出した」

2018年05月11日 16時30分

連続安打がストップした清宮

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)が10日、京セラドームで行われたオリックス戦に「5番・左翼」で先発出場。4打数無安打1三振で、デビュー戦から続く連続試合安打は「7」で途切れた。その清宮の次なる対戦相手は、日本一軍団のソフトバンク。11日からヤフオクドームでの日本ハム3連戦を前に、鷹陣営が警戒感を強めている。

 球界を席巻する怪物・清宮の福岡上陸に、鷹陣営も気持ちを高ぶらせている。ソフトバンクは清宮を「清原級」と評し、警戒レベルを主軸クラスに引き上げている。

 所沢から福岡への移動日となった10日、内川の2000安打達成と同日にプロ1号を放ち、関東圏の10日付スポーツ紙の1面をジャックした清宮に、達川ヘッドコーチは「原辰徳を超える(デビューからの7試合連続安打の)日本記録を本塁打で飾るんじゃけえ、そういう報道になるよ」とうなずいた。

 認めるのは人気、注目度だけではない。「タイミングがしっかり取れている。スイングスピードはプロの中でもトップクラス。だから一軍でも打てる」と非凡な打撃センスを評した。

 達川ヘッドは現役時代、数々の強打者と対戦。マスク越しに感じる威圧感は今も鮮明に残っている。「王会長からも褒められとったが、わしも清宮のホームランを見て清原を思い出したんじゃ。それくらいの衝撃じゃったよ」

 1986年の広島―西武の日本シリーズ第6戦、プロ1年目・19歳の清原和博は大野豊から右越えのソロを放った。通算525本塁打をマークした“史上最強の高卒ルーキー”が放った鮮烈な一発をよみがえらせるほどのインパクトが、清宮の1号にはあったという。「清原と双璧の新人。新たなスターと、この巡り合わせで戦えるのは野球人として楽しみ」(達川ヘッド)

 指揮官も同様だ。この日、投手指名練習を見守った工藤監督は「注目されている打者なので、打たれると大きな記事になってしまう(笑い)。いい打者なので全部抑えるのは無理だけど、清宮君に打たれてもその後ろを抑えればいい」。イメージはもはや、主軸クラスだ。カード初戦に先発する昨季の最多勝右腕・東浜も「1年目とか何年目とかは関係ない。いい打者に変わりはない」と実力を認め警戒した。

 それほどの怪物ルーキーに日本一軍団はプロの洗礼を浴びせることができるのか。注目だ。

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