西武は10日、独立リーグの富山GRNサンダーバーズとの間でデュアンテ・ヒース投手(32)の譲渡交渉が合意に達したことを発表した。

 ヒースは2006年のドラフト19巡目でブレーブス入りした身長193センチ、体重108キロの右腕。10年にホワイトソックスに移籍しメジャー実績は2シーズン8試合(9回2/3)の登板で防御率10・24。14年から2年間、広島に在籍し、その後ラグナ・カーボーイズなど海外数球団を経て今季から富山に在籍していた。

 西武は10日現在、貯金「14」。2位ソフトバンクを4・5ゲーム差引き離し、パ・リーグ首位に立っているが昨年、勝利の方程式だった「牧田ーシュリッターー増田」のうち前2枚がメジャーへ流出。増田の前を任せるブルペンが固定できず今後に課題を抱えている。ヒースがうまくそこにはまればいいのだが…。