【アナハイム27日(日本時間28日)発】ヤンキースの田中将大投手(29)がエンゼルス・大谷翔平投手(23)とメジャーの地で再会を果たした。対戦は5年ぶりだが、会ったのは2016年オフにカブス・ダルビッシュらとの自主トレでキャッチボールをして以来だ。ブルペンでの投球を終えた大谷が、グラウンド上の田中に駆け寄りあいさつ。6分ほど和やかなムードのなか会話を交わした。

 その会話について「日常的な会話をしただけです。『どう、慣れてきた?』とか、そういった話をしただけです」と明かした田中は、大谷との対戦に話が及ぶと、苦笑いしながら「注目されるのは彼との対決っていうのは分かってますけど、彼だけじゃないんでね。その周りにいいバッターたちがいますから。本当にあそこに立って勝負する人間からすれば彼だけじゃない」。しかし、その後こう言い切った。「もちろん打たれたくない気持ちは変わらないし、全力で抑えにいきます」

 また、今の二刀流としての活躍については「継続して活躍して認められるとは思う。いい時はいいで、もちろん、そういう時期があるだけでもすごいですけど、本当に認められるっていうのは、やっぱりシーズン戦ってというところだと僕は思うんですけどね」と年間通じた活躍を期待した。