猛バッシング受けたヤ軍ブーン新監督がパパにSOS

2018年04月04日 11時30分

ニューヨークメディアから早くも叩かれているブーン監督(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク発】ヤンキース田中将大投手(29)は3日(日本時間4日)、先発が見込まれる5日(同6日)のオリオールズ戦に備えブルペンに入り28球を投げた。前日は雪で中止。この日も昼過ぎから冷たい雨が降ったが、レイズとの本拠地開幕戦は強行した。そんな中、ブーン新監督が、早くも指揮官としての資質が問われている。

 ワールドシリーズまであと一歩の所まで戦った主力に、昨季ナ・リーグ本塁打王スタントンをトレードで獲得。複数の生え抜きの若手有望株をロースター40人枠に抜擢する一方で、ドルーリー、ウォーカーといった中距離砲を獲得するなど選手層に厚みを持たせた。

 敵地でのブルージェイズとの開幕4連戦は、初戦スタントンの2本塁打などで快勝。2戦目も田中の好投もあり連勝スタートとしたが、3、4戦目は継投に失敗し連敗。特に4戦目は1点リードの8回、二死二、三塁で主砲ドナルドソンを敬遠した直後、逆転満塁弾を浴びた。この采配をめぐり、辛口のニューヨークメディアが猛バッシングを開始したのだ。

 これにはブーン監督も相当こたえたようで、ロイヤルズ、レッズで監督を務め、現在はナショナルズGM補佐の父ボブ・ブーン氏に電話でアドバイスを受けたことを明かした。ボブ氏から「これが世界一有名なチームの監督なんだ。勝って気分がいいときよりも、傷つくことの方が多い。シリアスになるな、ゲームを楽しめ」との金言を送られたという。

 この日は11―4で勝ったものの、4―2の6回一死満塁で継投策が裏目に出て一時同点とされるあわやの展開だった。若さとコミュニケーション能力などが評価され、指導者経験なしで異例の抜擢を受けたブーン監督。早くも壁にぶつかっている。どう乗り越えるか。