田中の女房役が明かした今季の巻き返しポイント

2018年03月29日 11時30分

田中(右)はサンチェスとのコンビで巻き返しを期す(ロイター=USA TODAY Sports)

【カナダ・トロント発】ヤンキースの田中将大投手(29)は28日(日本時間29日)、開幕2戦目、30日(同31日)のブルージェイズ戦に向けて敵地ロジャース・センターのブルペンで25球の投球練習を行った。投球中は打席に入ったロスチャイルド投手コーチがOKサインを出したり、大きく腕の振りを指摘するなど、キャンプ中とは違う緊張感が漂った。

 昨季はメジャーで4年連続、楽天時代から含めると9年連続の2桁勝利をマークする一方で、プロ初の2桁黒星(13勝12敗)を喫した。5年目のシーズンで巻き返しを期すためのポイントとなる球種や配球について、女房役のサンチェスは「1つ、2つの球種では語れない。多くのいいボールを持っている。それをうまく使い分けることだ」と言う。ロスチャイルド投手コーチも「一番大事なのはすべての球種をうまく織り交ぜること」と考えは同じだ。

 田中にはスライダー、スプリット、シンカー、カットボール、カーブと豊富な球種がある。しかし、生命線となるのは直球だ。ロスチャイルド投手コーチは「いろんな球が使えるだけに、どういうアプローチで投げるかにかかっている。(中でも)真っすぐは使わないといけない。真っすぐがいいと他の球種も生きてくる。いい腕の振りがスプリットにもスライダーにもつながる。直球がいいと逆の投球(配球)もできる」と力説する。

 田中とサンチェスのバッテリーは今年で3年目を迎える。今季初登板で対戦するブルージェイズには昨季3勝(1敗)と相性もいい。直球に磨きをかけて、昨年の借りを返す。