日本時間31日今季初登板 田中に問われる応用力

2018年03月28日 16時30分

田中将大(ロイター=USA TODAY Sports)

【カナダ・トロント発】ヤンキースの田中将大投手(29)は27日(日本時間28日)、3日後に迫った今季初登板に向け静養に充てた。チームも完全オフだった。今季の田中で注目されるのは昨年のポストシーズンで見せた、あの圧倒的投球を見せられるかどうかだ。アグレッシブにフォーシームを投げ込み、初球からスプリット、スライダーを警戒する相手打線の裏をかいた。3試合20イニングを投げ、防御率0・90。存在感をみせつけた。田中も「それをシーズン通してやらないといけないし、それが来シーズンの課題だと思う」と語っていた。

 2018年はあの時の投球スタイル、配球がベースになるのか。田中は「それは分からん。(シーズンが)始まってみないと、コレはホンマに分からん」と返すなり、こう続けた。「毎年傾向があるわけじゃないですか。フライボール革命がどうだとかいってるけど、それもここ近年じゃないですか。そういう傾向っていうのは(今季も)きっとあるはず。だから、やっていきながら対応していくしかない」

 メジャーはデータ至上主義が年々強くなっている。各球団、投打の傾向をはじき出し、次々と対策を練っている。メジャー屈指のスプリット、スライダーを持つ田中も研究し尽くされ、昨季苦しんだ。それだけに「バッターも対策を練って上回ろうとして、また一試合、一試合それを出してくる。いろいろやっているわけだから。去年よかったからコレでいいやっていうのは違う」。

 相手チームの各打者の傾向を知るのは当然だが、最後は応用力。あの圧倒的マウンドを見ることはできるのか。背番号19の真価が問われるシーズンとなりそうだ。