田中 OP戦最終登板「シンプル」に抑える

2018年03月23日 12時00分

最終登板は勝負にこだわるという田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州タンパ発】ヤンキースの田中将大投手(29)は22日(日本時間23日)、開幕前最後のオープン戦登板となる、23日(同24日)のレッドソックス戦に向け意気込みを語った。

“結果より課題克服”で取り組んできたキャンプも最終段階に入った。これまで「要所要所で少し『こういうのを試しておこうかな』と思いながらやっていた部分もあった」という右腕だが、23日は勝負にこだわる。田中は「今回はそういう“言い訳”になるような材料を一切断って、本当にシーズン同様の投球を、要所で『何が何でも抑えるんだ』という投球を明日はできればいい」と強調した。

 前回登板では、速球を痛打された。ロスチャイルド投手コーチは「次はレギュラーシーズン同様に投げることに集中するだろう」としたうえで、速球の制球力を課題に挙げた。田中は継続中のテーマとしながらも「うまいこと調整していきながら投げていけるかなと」。これまでの取り組みに一定の手応えを感じている。

 メンタル面でも最終段階に入った。前回は一球一球を100%の場所に投げる意識が強すぎて、勝負全体を見渡すことができなかった。降板後には「一生懸命いき過ぎてる部分、難しくいき過ぎている部分がある。もう少しシンプルに攻めていけたらよかった。まだシーズンとは違う感覚」と語った。これに関しても「シーズン終わってだいぶ離れてるわけなので、毎年そういうのはある。まあまあ、ステップとしていつもあることなんで」。心配はなさそうだ。

 キャンプインからここまで、本番に至るまでのチェック項目を一つずつ消化してきた田中。レッドソックスは長距離移動とあってベストメンバーを揃える可能性は低いが、誰であろうと“とにかく抑える”という最後の項目に印をつけるマウンドとなる。