田中をガン見する“タナカ・マニア”現る

2018年03月20日 16時30分

クリス・アーチャー(ロイター)

【フロリダ州タンパ19日(日本時間20日)発】ヤンキースの田中将大投手(29)は19日(同20日)、キャッチボールやノックなどグラウンド上では軽めの調整だった。キャッチボールでは大きなフォームで35~40メートルほどを投げた後、バッテリー間で軽く変化球を投げた。

 ヤンキース投手陣が汗を流す中で一人、長身の見慣れない選手が田中を“ガン見”していた。

 田中のキャッチボール相手の真後ろで立ったり座ったり、球筋を確認していたのは、この日の対戦相手レイズのエースで、昨年の開幕戦で田中に投げ勝ったクリス・アーチャー(29)。今季も4年連続となる開幕投手に指名されている。走り込みのため、グラウンドに“紛れていた”が、単なる「ついで」ではなかった。実は“タナカ・マニア”なのだ。

 キャッチボールを見ていたことについて聞くと「田中を見ていたか聞きたいんでしょ?」とニヤリとすると、こう語った。「田中はグレート・ピッチャー。シーズン中もホームやビジターでも、彼のブルペンは何度も見ている。僕とタイプは違うけど、彼の投球を見るのが好きなんだ。去年は4月は苦しんでいたけど、終盤は立て直すことができたね。(ポストシーズンも)いい投球だった」

 単なるリップサービスではない。2015年のシーズン後に、田中が右ヒジの骨棘除去手術を受けたことが発表されるや否や、自身のSNSで即座に反応。「とても尊敬している」とも書き添えた。

 ちなみに、田中に告げると「見てないでしょ?」と苦笑い。これもメジャー5年目の存在感か。