ヤンキース・田中 「4年連続開幕投手」を逃す

2018年03月19日 16時30分

【フロリダ州タンパ発】4年連続の開幕投手を逃したヤンキースの田中将大投手(29)についてロスチャイルド投手コーチは18日(日本時間19日)、変わらぬ信頼を明かした。29日(同30日)のブルージェイズとの敵地開幕戦は、昨季14勝(6敗)とブレークしたセベリーノが初めて務める。田中は翌30日(同31日)の2戦目となった。

 その田中はオープン戦3戦目となった、17日(同18日)のタイガース戦では、2回2/3を2本塁打を含む4安打4失点、6三振1四球と結果は悪かった。しかし、本番までの課題を消化する場と捉える田中にブレはない。降板後も「結果だけにこだわらず、自分の中でステップは踏めてきているとは思う。僕は自分自身を信じてますし、このステップが間違いではないことをしっかり自分で証明できるように、また調整していきたいですね」と淡々と語った。

 ロスチャイルド・コーチはこの日、「いくつか失投はあったが、ボール自体は良かった。直球の制球がやや不安定ではあるが、数字より内容は良かったと思う」と評価。さらに開幕投手を逃したことには「田中とセベリーノ、どちらが投げてもいい選択肢であることには違いなかった。(ただ今回は)昨シーズン、いい投球をしたセベリーノの番が来たということ」と語った。

 ブーン新監督は前日、開幕からの先発ローテーションを、5人それぞれに伝えたことを明かしたが、特に田中には今回の決断を丁寧に話し理解を得たという。報道陣に「私は常に安心して田中にボールを託すよ。それがポストシーズンでもビッグゲームでも、いかなる時でもだ」と、変わらぬ信頼を強調した。

 田中は登板翌日とあって、グラウンド上では軽めにキャッチボールをこなして引き揚げた。

 4年連続の大役を逃し、「続けてきた部分だし、まったく残念ではないわけではない」と話した田中だが、引きずることはない。万全の状態で開幕第2戦のマウンドに上がる。