“プロ初安打”がサヨナラ打!ロッテのドラ1・安田 清宮を食事に誘ったが…「あいつ薄情」

2018年03月07日 16時30分

“プロ初安打”をサヨナラ打で飾った安田

 意地の一撃だ。ロッテのドラフト1位ルーキー・安田尚憲内野手(18=履正社)が6日の巨人戦で“プロ初安打”となるサヨナラ打を放った。7回守備から途中出場し、5―5の9回二死満塁で回ってきた第2打席で谷岡の2球目、フォークを左前に運んでチームに劇的勝利をもたらした。オープン戦3試合目で飛び出した初安打に新人スラッガーは「これまでなかなか結果も出なくて結構しんどいところもあったが、何とか1本出せたのがうれしい」と、はにかんだ。

 高校時代にはU―18日本代表でともに戦い、何かと比較されてきた日本ハム・清宮幸太郎内野手(18=早実)より先に結果を出した。ただ、安田は「そんなに気にしてないです。(清宮を)意識はしますけど、ライバルとは思ってない。一緒に頑張りたい気持ちですね」と言う。実際に3、4日に札幌ドームで行われた日本ハムとのオープン戦では清宮を食事に誘ったが「約束があるって断られました。あいつ、薄情なんですよ」と笑顔交じりに明るく話すほどだ。

 対清宮に限ったことではない。「僕は『他の人が』というよりも、自分との勝負だと思っています。今、一番向上させたいのは打撃なので悩むことも多いんですけど、自分がアピールできるところでもあるので、そこを磨いていくことをまずは考えています」というのが安田の基本的なスタンスだ。

 これは目標とする松井秀喜氏(43=現ヤンキースGM特別補佐)の考えを取り入れてのことだという。同氏の著書「不動心」は愛読書でもあり、グラブの内側には「不動心」の刺しゅうを入れ、常に意識するようにしている。

 サヨナラ打という最高の形で結果を残したが、これぐらいで満足はしていられない。試合終了後は、すぐに室内練習場へ急行。金森打撃コーチと2人で約40分の特打とフォームの確認を入念に行った。東の清宮、西の安田と称された若き大砲がぶれない心で開幕一軍を目指す。

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